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book紹介③

Book紹介③

どうも、ひさしぶりです。
しんちゃんです。


本を紹介するってなかなか大変さ作業だなあ…(笑)と感じています。
出来るだけ自分の主観が入らないようにまとめていくことは簡単じゃないですね。


でも、頑張っていきますよ~!



今回は教育についての本です。



本の題名は『下流志向』
著者は内田樹さんという方で神戸女学院大学の教授の方です。
表紙には
“日本中の親、教師を震撼させたベストセラー”
…と書いてありまして、非常の興味深かったので買っちゃいました。
結構読みやすいですよ。


どんな内容かといいますと
主題となっているのは
「学びからの逃走」、「労働からの逃走」
という内容です。



まあ
どうして子どもたちは勉強をしなくなったのか
どうして若者は仕事をしないのか
…ということについて述べられていて、
キーワードとして「等価交換」という言葉が挙げられています。



今の子供たちは勉強に向かうに際し
「先生、これは何の役に立つのですか?」というような問いをする。
確かに、授業を受けることは50分の間椅子にじっと座っていなければならないため、
苦痛に感じることはある。
しかし、今の子供たちはこの「苦痛」を教師に対して
“支払い”をしているという風にとらえているらしい。
別の言い方をすれば「苦痛」や「忍耐」というかたちをした「貨幣」を教師に対して支払っている。
だから、それに対してどのような財貨やサービスが「等価交換」されるのかを
子どもながらに問うているという訳です。
「僕はこれだけ払うんだけど、それに対して先生は何をくれるの?」と聞いている。


では、何故子どもたちはこのようなマインドで学習に向かうのか?




結論を言うと、
「子供たちは就学以前に消費主体としてすでに自己を確立している」
からだそうだ。




どういうことかというと、




社会的能力のない幼児が成長していく過程で
社会的な承認を獲得するために行うべき最初のことは
昔の子供にとっては家事労働(掃除、洗濯、打ち水、庭の草むしりなど…)をすることであったが
現在はものを買いに行くことなどの消費活動になっているということである。



ここで問題なのは
「お金の透明性」




お金は子供であろうが老人であろうが青年であろうが、原理的に同一の商品やサービスと交換される。




言いかえると
4歳ぐらいの子供が味の人間として社会関係の場に出現した場合、
交渉相手として対等に対処してくれる大人はいないが、お金があると対等に接してくれる。



これが小さな子どもにとっては
一種の快感であり、
全能感をもたらす。



子供であったとしても、
お金を使う人間として現れる場合には
その人の年齢や識見や社会的能力などの要素はカウントされない。
誰が使うかということは考慮されない。



社会的活動をスタートさせた子どもは
その人生のごく初期に「金の全能性」の経験を持ってしまう。



よって、自然と
買い手という位置を先取するようになる。
「教育サービスの買い手」というポジションを無意識のうちに先取するようになる。

買い手であると名乗りさえすれば、
どんな子どもでもマーケットに1人前のプレーヤーとして参入することが許される。



「君は何を売る気なのか?気に入らなかったら買わなくてもいいんだよ。」



これを教育の用語に言い換えると



「ひらがなを習うことに、どんな意味があるのですか?」




となる。



等価交換の取引の特徴は、
“買い手はあたかも自分が買う商品の価値を
熟知しているかのように振舞う”ということ。




人間はその価値を知らない商品は買わない。



その商品が何を意味するかということを知った上でしかお金を出さない。



消費主体にとって「自分にその用途や有用性が理解できない商品」というのは存在しないのである。



だから先生に「ひらがなを習うと何の役に立つのですか」と訊くのは自然な質問であって
権利であって、義務なのである。



そして、
幼い消費主体は
「価値や有用性」が理解できない商品には
当然「買う価値がない」
と判断するのです。





これはこの本のほんの一部の内容ですが、
自分がすごく感心させられた所です。
この本を読んでぜひ、教育について考えてみてください。


長くなりましたが、読んでもらいありがとうございました。
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コメントの投稿

非公開コメント

興味深い内容ありがとう( ̄▽ ̄)
その本めちゃくちゃ読みたくなった!!

初コメントです!
もし『上流志向』っていう本があったらぜひそれのレビューもお願いしますね!

なるほど、なんか切ないですねv-393
どうしたら良いのかも書いてあるのですか???v-401
興味がわきましたv-354
プロフィール

Author:高崎カープ
高崎経済大学で活動してます!
地域・経済の
個性的なメンバーで構成されてます!(◎_◎;)
キャラの濃ゆいメンバーで日々楽しくやってまーす!!

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